改 修
数多くの実績を重ねてきた設計・施工と幅広い素材(FRP、鋼材、アルミ合金、再生木材、天然木材)を用いて、多様なニーズにお応えします。改修の際は耐久性、機能性、景観性、経済性など複合的な要素を取り入れることが重要ですので、上記の素材を組み合わせることにより適切な改修提案を行っております。
■改修事例
末吉公園(沖縄県那覇市)
首里の町に囲まれた自然豊かな公園にある市民の憩いの散策路に設けられた階段です。深い樹木に囲まれており、高温・多湿の環境への対策のためFRP引抜材が使用されました。
改修内容 | 木道全体 |
使用材料 |
構造材 : ボンゴシ材 → FRP 床 板 : ボンゴシ材 → FRP 高 欄 : ボンゴシ材 → FRP |
せんだん轟の滝(熊本県八代市)
五家荘の山中深くにある落差70mの名瀑をめぐる散策路にかかる橋です。その厳しい気候により腐食がすすんでおり全面改修に至りました。施工現場へのアプローチは道幅が狭いうえに高低差が大きく工事車両や重機の進入が出来ず、人力での資材搬入と施工が求められました。一方メンテナンスを極力軽減したいという観点からもFRP引抜材が使用されました。土砂や落ち葉がたまり、飛散する滝の水と相まって滑りやすい床面にはグレーチングの床板が使用され、橋を渡るときのワクワク感も演出しています。
改修内容 | 鋼橋3橋・幅員1.5m×橋長16.3m 他 |
使用材料 |
構造材 : 鋼材 → FRP 床 板 : 鋼材 → FRP 高 欄 : 鋼材 → FRP |
高瀬裏川水際緑地(熊本県玉名市)
毎年5月下旬から6月上旬にかけて咲く約6万6000本の花しょうぶを散策できる市民の憩いの場所です。既設の八つ橋の木材部分が腐食したため改修工事を行いました。基礎と主構造材は再利用し、歩きやすさと耐久性の高さからFRPが採用されました。