この工法は遊歩道・桟橋・展望デッキ等小規模構造物を対象した簡易基礎工法です。小口径のスチールピンを地中にある角度をもって打込むことによって構造物の支柱に必要な支持力を持たせる工法です。
2010年2月にこの工法は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。
軟弱地盤から硬質地盤にいたるまでさまざまな地盤に適応できるピンファウンデーション工法が唯一岩盤だけはピンが打込めず適用できませんでした。この問題を解決するため、試験研究を重ねた結果、開発されたのがロックファウンデーション工法です。
礫(こいし)混じりの土砂から、硬岩などほとんどの地山、岩盤に使用可能です。
この工法はフェンス・防護柵・看板の基礎工法です。従来の基礎工法では箱抜きされたコンクリートブロックを地中に埋め込むのが一般的でしたが、このスリープパイルは地盤面からハンディタイプの電動工具で打込むだけで施工ができます。また、鋼管先端に特殊プレス加工を施してあるので、鋼管内部への土砂の侵入が少なく、支柱を設置する際に土砂を取り除く作業は発生しません。